その他
2023年08月13日

マンションの部分リフォームでできることや注意点とは?詳しく解説!

ブログ

古くなったマンションのリフォームを検討するにあたり、フルリフォームは非常に大きなコストがかかるため、リフォーム範囲を限定する、部分リフォームを検討する方も多くいらっしゃるでしょう。しかし、マンションのリフォームは、一戸建てと違ってできることにもいろいろと制限があると言われています。今回は、マンションの部分リフォームでできることや、おさえておくべき注意点について解説します。

マンションの部分リフォームの注意点

始めに、マンションの部分リフォームを行う上で、おさえておくべき注意点について解説します。ここでは、多くのマンションに共通する4つの注意点について説明します。

共有部分はリフォームできない

分譲マンションにお住まいの方なら、マンションには「専有部分」と「共有部分」があることは、少なからずご存じのことでしょう。このマンションの区分所有に関する考え方は、1962年に制定された「建物の区分所有等に関する法律」(区分所有法)により定められています。この法律では原則として、壁やサッシ・ドアで区切られた内部を単独で所有する専有部分とし、区分所有者が共同で使用する廊下やエレベーター・エントランスなどは共有部分としています。誤解しやすい部分としては、バルコニーや玄関扉の外側、窓枠のサッシなどは共有部分です。基本的にリフォームできるのは専有部分のみで、共有部分はリフォームができませんので注意が必要です。

マンションの構造上、間取りを変更できない場合がある

壁を取り払って部屋を広くしたり水回りの位置を変更したりなど、部屋の間取りの変更もマンションの部分リフォームの、有効な手段の一つですが、マンションの構造によっては間取りの変更をできない場合があります。一般的に、マンションには「ラーメン構造」と「壁式構造」があり、壁式構造の場合には、壁の移動や取り外しができません。ラーメン構造とは、垂直方向の柱と水平方向の梁で建物全体を支える構造のことで、壁の位置を変更するなどの自由度が比較的高い構造です。

反対に壁式構造は、耐力壁で建物の荷重を支える構造のため、リフォームの際に壁の移動や取り外しができないなどの制限があるのです。リフォームで間取りの変更を検討する場合は、マンションの構造を確認しておくようにしましょう。また、キッチンなどの水回りを移動する場合に、新たな配管の設置や排気ダクトの位置の問題で、思うように移動できない場合がある点も踏まえておく必要があります。

マンションの規約によっては制限内容がある

専有部分は基本的にリフォーム可能と上述しましたが、必ずしも全て可能というわけではありません。マンションには、それぞれ管理規約があり、専有部分についても細かく規約が定められています。たとえば、専有部分のリフォーム工事であっても、それが共有部分や他の住人の専有部分に影響を及ぼす可能性があるため、事前に管理組合へ届け出て承認を得るルールとなっているケースもあるようです。リフォームを行う前に、必ずマンションの規約内容を確認し、事前にマンション管理会社や管理人に連絡するようにしましょう。

電気設備の増設の際に電圧や契約容量を確認する

新たに電気設備の増設を行う場合は、電圧や電気の契約容量等を確認しておく必要があります。たとえば、キッチンのリフォームでIHクッキングヒーターを設置する場合は、多くが200ボルトの電圧となり、分電盤でIHのブレーカーを100ボルトから200ボルトへ切り替える必要があります。そして、電力会社の契約容量が50アンペア未満の場合は、アンペアブレーカーの交換も必要です。また、単相3線式配線で給電される必要があるため、もし現状が単相2線式配線の場合は、改修工事も必要となります。

マンションの部分リフォームでできること

ここまで解説してきましたように、マンションの部分リフォームでは、一戸建てと違ってできることが限られているのは事実です。しかし、できる範囲の中で機能的で快適な住環境を実現している方も大勢いらっしゃいます。ここでは、マンションの部分リフォームとしてよく行われており、大きな改善やメリットが期待できるリフォームのパターンを3つ紹介します。

壁・床・天井の内装リフォーム

部屋の雰囲気を一新したい場合に、壁や床・天井の内装リフォームは大変有効です。壁紙を貼り替えるだけでも雰囲気を変えられますが、畳敷きの和室を洋間に変えたり、床をフローリングに変更したりすることも可能です。また、壁や床の建材に、防音や消臭などの高機能な建材や、アレルギー対策として自然素材の塗料や建材を用いることもできます。費用も、リフォーム費用の中では比較的安価でできるリフォームのため、部分リフォームとして実施する方も多くいらっしゃいます。

水回りのリフォーム

キッチンや浴室、トイレなどの水回りの設備には、一定の寿命があります。一般的に多くのメーカーでは、水回り関係の設備の保証期間を最長で10年程度に定めています。そのため、部分リフォームとして水回りの設備交換などを行う方が多い傾向です。ただし、水回りのリフォームでは、キッチン本体や浴室のリフォームでそれぞれ50万円~150万円程度かかると言われており、非常にコストが高いリフォームとなります。その代わり、最新の設備を使えるようになるため、費用対効果が非常に高いリフォームとも言えます。

間取りの変更

間取りの変更は、マンションの使い勝手や生活環境を大きく変えられるリフォームです。壁を取り払って2つの部屋を1つにして、家族が集まる広いリビングをつくったり、キッチンの壁を撤去して対面式のカウンターキッチンにしたりするなど、ライフスタイルに合わせたリフォームを行えます。部分リフォームとはいえ、大掛かりなリフォームになるため、施工期間に余裕を見るようにしたほうがよく、工事期間中の仮の住まいなども考えておく必要が出てきます。また上述の通り、マンションの構造によっては、壁の撤去や水回りの移動などの工事ができない場合もありますので、注意が必要です。

まとめ

マンションの部分リフォームでは、さまざま制限があり、一戸建てと比較してできることが限られています。しかし、できる範囲のリフォームでも、十分に機能的で快適な住まいを実現することも可能です。今回は、おすすめの部分リフォーム3つのパターンをご紹介しましたが、これから部分リフォームを検討される方のご参考になったでしょうか。

東京都北区にあります「有限会社 スケールメイクス」では、ご家族の健康に配慮した、人の身体にやさしい「無添加住宅リフォーム」をご提案しております。マンションの部分リフォームにも対応しておりますので、リフォームをご検討の際は、ぜひお問い合わせください。