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2023年08月13日

部分リフォーム!箇所別・目的別の費用とエコリフォームのメリットをご紹介

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住まいの経年劣化はやむを得ない問題です。適宜な部分リフォームは、建物の寿命を延ばし、美観も蘇ります。しかし、フルリフォームよりコストが安いとはいえ、ある程度まとまったお金が必要な場合もあるので、その費用が心配な方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこでここでは箇所別、また目的別に部分リフォームの費用について、ご紹介します。近年、国も推奨しているエコリフォームのメリットもご一読ください。

住まいの部分リフォームの費用

ここでは内装、外装、設備の部分リフォームの目安となる費用について、ご紹介します。素材や広さ、設備では、メーカーによって価格が違うので、あくまでも目安にしてください。

内装の費用の目安

内装の部分リフォームと費用の目安について、ご紹介します。

室内壁クロスの張り替え(6畳の場合)は、素材にもよりますが、スタンダードからハイグレードの素材によって費用に幅があります。グレードを上げたいけれど、予算オーバーになる場合などは、ハイグレードのクロスを部分的に取り入れることもおすすめです。

・スタンダードの場合:約2万円~5万円
・ハイグレードの場合:約4万円~7万円

床の張り替え(6畳の場合)は、床遮音フローリングや無垢フローリング、また床暖使用のフローリングに張り替える場合や、床の下地修繕が必要な場合は、下記の費用にさらにプラスされます。

・スタンダードの場合:約10万円~15万円
・ハイグレードの場合:約14万円~17万円

外装の費用の目安

外装の部分リフォームには下記のような箇所に部分リフォームが必要です。

外装の部分リフォームで一番費用がかかるのは、外壁塗装です。しかし、放置しておくと、外壁塗装だけではすまされないほど大きな工事が必要になる場合もあるので、最適な時期に部分リフォームすることをおすすめします。

・40坪の戸建ての場合:約80万円~140万円

外装リフォームでは、屋根塗装も逃せません。外壁塗装も屋根塗装もどちらも高所工事になるため、足場の設置が必要です。足場費用を押さえたり、工事期間を短くしたりするには、外壁塗装と同時に、屋根塗装するのがおすすめです。そうすれば、足場設置が、1回ですみます。

・外壁塗装と同時に行った場合:約30万円~40万円
・屋根塗装のみで行った場合:上記の費用にプラス足場代約16万円~23万円

玄関・エントランスの場合、門塀や扉を交換する場合は、約5万円~40万円程度の費用が必要です。

設備の費用の目安

トイレ、給湯器などの寿命は10年~15年といわれています。設備のリフォームもやむを得ません。メーカーによっても価格は違いますが、おおよその費用は下記のとおりです。

キッチン:約50万円~150万年
浴室:約50~150万円
トイレ:約10万円~50万円
洗面台:約3~50万円
給湯器:約12万円~20万円

目的別部分リフォームの費用

ここでは、目的別の部分リフォームの費用について、ご紹介します。バリアフリーを目的としたリフォーム、エコ(省エネ)を目的としたリフォーム、耐震性アップを目的とするリフォームの場合の、相場の費用です。ただしリフォームする場所や、素材によっても価格に差があります。

バリアフリーを目的とするリフォームの場合

ライフスタイルが変わり、高齢の親との同居や自分たちが年を取ったことで、安心して暮らせる環境づくりのためにバリアフリーを目的に部分リフォームする方もいらっしゃいます。入口を広くすることで、車いすが利用でき、手すりをつけることで転倒を防げるのです。

介護人や車いすが入れるようトイレを広げる:約15〜30万円
手すりの設置:約5千円〜5万円
玄関土間をフラットにする:約20〜30万円

エコ(省エネ)を目的とするリフォームの場合

近年、国も推奨しているエコ住宅。エコ(省エネ)の部分リフォームでは、屋根や壁に断熱性の素材を使用したリフォームで、外気温の影響を抑制し、快適性をアップします

窓の断熱工事1箇所につき:約8万円~17万円
壁の断熱工事:約100万円〜150万円
天井の断熱工事:約7万円〜20万円
床断熱:約80万円~120万円
壁断熱:約100万円~150万円

耐震性アップを目的とするリフォームの場合

状況にもよりますが、耐震性をアップする部分リフォームは、基礎や柱、壁を補強する大規模な工事です。まず、耐震診断を受けて、リフォームか建て替えを決める必要があります。

耐震性アップの部分リフォーム費用:約120〜150万円

エコ(省エネ)部分リフォームのメリット

近年、国が推奨するエコリフォームは、国が推奨するだけのことはあり、たくさんのメリットがあります。ここでは、エコリフォームのメリットについて解説します。

エコリフォームで所得税・固定資産税が控除されること

外壁や屋根・窓枠などのエコリフォームや、耐震性向上のために部分リフォームした場合、一定の要件の下で、一定の金額をその年分の所得税額から控除されます。また2014年4月1日以前の住宅において、一定の省エネ改修工事した場合、翌年度の固定資産税額も減額されます。

3-2.自然素材を使うことで健康に配慮できること

内装の部分リフォームで、床材や壁材などに自然素材(※)の建材を使ってリフォームすることで、身体に優しいリフォームが可能です。健康的な室内空気、そして経年によって変化する味わいは、ほかの建材では楽しめません。自然素材を使ったエコリフォームの相場は、使用する場所や素材によって異なります。

※自然素材とは:人工的な化学物質を使わない素材のこと。たとえば、天然木から取り出した無垢材、石灰ふのり・粘土などをねり合わせた漆喰、天然石など。

(例)無垢材のフローリングにリフォームした場合に費用(1㎡あたり)
・無垢材の中でも手頃なナラ材なら1万円程度
・柔軟性のあるパイン(マツ)材なら3000円程度
・重厚感あるマーブル模様が印象的なウォールナットなら1万5000円程度
・足触りの良さが魅力の杉なら国産杉で1万円程度

まとめ

部分リフォームについて箇所別、目的別の費用を紹介してきました。提示した費用は、あくまでも目安にすぎません。しかし、設備の効果や外壁塗装などは、ある程度まとまったお金が必要となるので、目安となる費用を考慮し貯蓄しておきましょう。また、エコリフォームは、税金の控除があるほか、自然素材を利用すると、身体に優しい健康的な室内空の中で生活できます。フローリングなどをリフォームする際は検討してみましょう。

東京都北区の「有限会社 スケールメイクス」は、住む人の健康を第一に考え、身体に優しい自然素材や工法を活かした「無添加住宅リフォーム」を行なっています。有害な化学建材や接着剤など、「身体に良くないものは使わない!」という当たり前のことに取り組んでいるリフォーム会社です。誰もが安心して健康に暮らせるリフォームを提供しています。モデルハウスの見学も可能です。キッチン・床・内装の壁や天井などの部分リフォームで、家族の健康を守る身体に優しいリフォームをご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。