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2023年08月13日

自然が感じられる無垢材の床が大人気!その秘密について詳しくご紹介

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木材の自然な美しさや温もりをストレートに感じられる無垢材を好む方は多くいます。とくに、素足で直に木の温もりを感じられる床として、無垢材を使用するマイホームが増えています。

そんな無垢材は手入れ方法などに気を配ることが必要です。今回は、無垢材を床に使用した際のメリットやデメリットなどについて詳しく紹介します。

そもそも無垢材とは

「無垢材(むくざい)」は、一本の木から切り出した一枚の板です。無垢材で使用される際の「無垢」の意味は「まじりけがなく純粋であること」にあたり、切り出した木材を製材して、一枚の板として使用します。

無垢材を使った無垢床

無垢材をフローリングとして使用する無垢床は、無垢フローリングともいわれ、無垢材のよさが感じられる床として人気になっています。

一般的によく見かけるフローリングは、木材を何枚も重ねた「集成材」で造られることが多くみられます。集成材は薄く削った木版を接着剤で張り合わせ、ブロック状にした合板です。無垢材も集成材も表面だけではどちらかわかりにくいのですが、断面を比べると、無垢材と合板は大きく異なります。

また、集成床と無垢床は実際に歩いてみると質感が違い、足の裏に感じる肌ざわりや足に伝わる温度に違いがあります。

無垢材を床に使うメリット

無垢材を使った床にはメリットが多数です。そんな数あるメリットのなかから多くの方々が感じるメリットを以下で紹介します。

天然木のあたたかみ

木材は細胞の隙間に空気を含んでいます。そのため保温性や断熱性が高く、冬場に無垢材の床を直接歩いてもヒンヤリと感じることはありません。

また、冷たくなった空気は床に近い下方に下がるため、集成材のフローリングは冷たくなりがちです。しかし、無垢材を床に使用するとその冷たさが軽減されます。無垢材の床は、木板のなかの空気が断熱の役割を果たし、床が冷えるのを防ぐ働きがあります。

優れた調湿性

無垢材の床は、梅雨時や湿気の多い季節でも余分な湿気を吸収してくれ、梅雨時や夏に裸足で歩いでもベタつきを感じません。

このように、無垢材は調湿作用があります。調湿作用が働くことで、部屋の湿度の状態により無垢材が水分を吸収したり、放出したりするのです。そうして室内の湿度を一定に保つように働きます。

同じ木目がない

無垢材を使う床は、丸太からの切り抜き方で木目が変りますが、同じ木目の無垢材は存在しません。それだけに無垢材の床は同じものはなく、自分だけの唯一無二の床になります。

経年による変化を楽しめる

無垢材の床は時間の経過で、徐々に微妙に変化していきます。その変化も使用する木材により変化が異なるのです。

また、建てたばかりの真新しい無垢材は、木の香りや新鮮な木目を楽しめますが、十年以上経過したときの無垢材の変化も、重厚感あふれる色やツヤが現れるので、それも無垢材ならではの楽しみといえます。

3.無垢材の床のケア方法

無垢材を使う床を良好な状態で長持ちさせるためにはケアが必要です。この章では無垢材の床を長く使うためにおすすめとなる手入れ方法を紹介します。

水拭きをする

基本となる無垢材の手入れは水拭きです。毎日行う必要はありませんが、1カ月~3カ月に1回程度は水拭きしましょう。その際に、雑巾はしっかりと絞ることが大切です。

無垢材は水に強いわけではなく、固く絞った雑巾で無垢材の床を隅々までまんべんなく水拭きしましょう。水をこぼした場合は、すぐに拭き取り無垢材に水が染み込むのを防止しましょう。

定期的にクリーナーを使う

水拭きしても落とせない汚れを落とすために、半年~1年に1回はクリーナーを使ったケアが必要です。無垢材の床専用のクリーナーを使って床全体をきれいに拭きます。とくに汚れている箇所はクリーナーを塗布し、重点的に汚れを落としましょう。

無垢材の床にクリーナーを使用する際は、メーカーの仕様書などで事前確認が必要です。それまでに塗布してあるワックスなどが剥がれることがあります。

再塗装も必要

無垢材の床の塗装が剥がれてくると、劣化が早く進行します。そのように剥がれを感じた場合は再塗装を行いましょう。表面のかさつきや撥水性が落ちてきたと感じたら、再塗装が必要になります。

なお再塗装するときは、床の上のごみを完全に取り除く必要があります。ゴミなどが残っていると、ゴミも一緒に塗料とともに固まってしまうので気を付けましょう。

まとめ

無垢材を使った床についてメリットとケアの方法について紹介しました。自然が活かされる無垢材の床は自分だけの一点もので、使い続けることで風合いが増し、毎日毎日長く使い続けると家族の歴史も残っていきます。

「有限会社 スケールメイクス」は、主に住まいのリフォームの企画・設計・施工・アフターサポートを行っております。一般的な「自然素材の家」をはるかに上回る「超自然素材の家」を施行し、それが無添加住宅リフォームです。無添加住宅は化学物質アレルギーに苦しむお客様のための、昔の家のよい所を活かしたお家です。漆喰、無垢材、天然石、米のり、柿渋の塗料など自然生まれの建材だけを使用し、工法も工夫して完成させた「超自然素材の家」を施行いたします。住居のリフォームを検討されている方は、ぜひ、お気軽に当社へご連絡ください。