無垢材（床材）

無垢材

自然の環境で成長した無垢材は、それぞれ異なる表情を持っています。この個性的な特徴を、欠点としてではなく、自然の美しさとして見ていただきたいと思います。大量生産ではなく、時間をかけて育った天然材だからこそ、人々に温かみと安らぎを与えることができるのです。無添加住宅では、色や硬さ、木目にそれぞれ美しさを持つ無垢材を幅広く取り揃えています。自然の風合いは、プリント合板の製品とは比べ物にならない魅力があります。

床材ができるまで

当社の無添加無垢材は、薬剤処理を一切行っておりません。これにより、人や環境に有害な物質を使用することなく、安心・安全な製品を提供しております。東南アジア産の輸入材には、一般的に防虫・防カビのために薬剤による燻蒸処理が行われますが、当社の無添加無垢材は、高温釜に入れての処理や冷凍殺虫など、独自の方法で防虫・防カビ処理を行っております。

無垢材の特長

調湿機能があるからこそ、床なりも自然な現象です。

無垢材には調湿機能があり、季節によって床の隙間が生じ、踏み音が聞こえることがあります。しかし、これは木材が空気中の湿気を吸収したり放出したりする自然な現象であり、木材にとってはありがたい特性です。一方で、一年中変化がない床を求めることは、木材にとっては不自然なことです。

無垢材は呼吸しています。だから完全無塗装。

無垢材は、呼吸する性質を持っています。そのため、塗装を施さずに使用することが、本来の良さを引き出すことができます。過去には、汚れにくくするためにウレタン塗装が好まれましたが、これによって無垢材が持つ調湿機能が損なわれてしまいます。塗膜を作ることで湿気が吸いにくくなり、無垢材の優れた特性が失われてしまうのです。そのため、無添加無垢材を使用する場合は、基本的には無塗装が望ましいと言えます。