炭化コルク

炭化コルクは、バージンコルクやワイン栓に使われるコルクの残りなどを再利用して作られる、天然コルク100%の断熱材です。コルクの粒を型にはめ込み、高温の蒸気加熱と圧力を加えて生産されます。接着剤を使用せず、コルク自身のヤニで固形化するため、環境にも優しい素材です。その性能は優れており、断熱・防音・調湿・耐腐食性・防虫性など、多岐にわたる用途に活用されています。

炭化コルクの特長

断熱性能

炭化コルクは、バージンコルクやワイン栓に使われるコルクの残りなどを再利用して作られる、天然コルク100%の断熱材です。コルクの粒を型にはめ込み、高温の蒸気加熱と圧力を加えて生産されます。接着剤を使用せず、コルク自身のヤニで固形化するため、環境にも優しい素材です。その性能は優れており、断熱・防音・調湿・耐腐食性・防虫性など、多岐にわたる用途に活用されています。

防音性能

炭化コルクは、優れた防音性と吸音性を持っています。特に、1,000~2,000ヘルツの音を吸収することができます。また、衝撃吸収性も高く、音の振動を遮ることができます。これにより、従来の高断熱・高気密住宅の「音が響く」という問題を解決することができます。

調湿性能

炭化によって、コルクの気泡部分が拡大し、湿気を吸収したり放出したりする能力が生まれます。そのため、乾燥した冬や蒸し暑い夏でも、この炭化コルクが湿度を調整してくれます。

防虫性能

コルク樫の木には、スベリンという成分が含まれており、この成分は虫やダニを嫌がらせる効果があります。そのため、コルク樫の木を使用することで、虫やダニを寄せ付けない住環境を作ることができます。

耐腐食性能

炭化コルクは、通気性や防虫性があり、栄養分がないため長期間腐ることがなく、その形状や弾力性を保ち、長期間にわたって断熱性能を維持する耐腐食性能があります。